東京都荒川区町屋 土日曜のみ開館
開館時間:(3月~10月)12:00~18:00 (11月~2月)11:00~17:00

ぬりえ美術館

4月の美術館ニュース(2)

カテゴリ:[美術館ニュース]

きいち千夜一夜 No.27

2021年も引き継き「きいち千夜一夜」と題しまして、きいちについてご紹介してまいります。


【きいちブーム再び③】
「ザ・ギンザでのぬりえ展の話が持ち上がっても、私の手元には原画がほとんどなかったものだから困りましたよ。そのころには、なにかの記念にと、家内が茶箱二つにまとめておいたぬりえさえも、とうに処分してしまっていましたから。
でも、それでも展覧会ができたのはファンの方のおかげ。しまってあった昔のぬりえをわざわざおくってくれたんです」


その後、「きいちのぬりえ」展は東京だけでなく、盛岡、名古屋、飯田、函館など各地でも開催され、会場は連日大盛況となった。これにはだれよりも喜一本人が驚いた。病気入院中の患者が医者の許可を得て、わざわざ展覧会場へと足を運んだり、懐かしいぬりえとの再会に涙を見せる女性の姿もあった。


以後、ショップやデパートの広告を始め、女性や子供に関連の深いイベントなどの広告に、喜一の絵は良く起用されるようになる。また、懐かしい存在であると同時に、清潔感があって柔和なその風貌から、喜一本人に対するテレビ出演の依頼も増え、喜一は多くのトーク番組に出演し、ぬりえで一世を風靡したころのことを語った。

Posted: Nurie : 21年04月03日 | | コメント (0)



4月の美術館ニュース(1)

カテゴリ:[美術館ニュース]

四月は入園、入学、入社など新生活の始まりの月ですね。コロナ禍の中ですが、入学式を
実施する学校も現れてきました。クラスや会社の方々と少しでも早く馴染めるようになる
良いですね。

 
ぬりえのこころ -今月の一枚-
館内に入ってスグ目に留まるぬりえは、その時々の季節のものやテーマを設けて月毎に展示しています。このコーナーでは、月替わりのエントランスのぬりえから1枚を選んでご紹介します。
 
   
jp002409x-640.jpgタイトル:ウェディングドレス
作  者:きいち
年  代:昭和30年代

     
4月のエントランスは、「綺麗なはなよめさん」と題しまして花嫁さんがテーマのぬりえを展示しています。


去年からのコロナ禍で結婚式もままならない方がいらっしゃるようです。それで6月のジューンブライドより早めですが、ぬりえの中の美しい花嫁さんたちをご紹介したいと思います。

Posted: Nurie : 21年04月03日 | | コメント (0)



きいちのぬりえが寄贈されました

カテゴリ:[お知らせ]

東京都北区の杉田様より、きいちのぬりえが寄贈されました。

ぬりえの袋だけでも14袋。その中に大切にぬりえが保存されていました。

ぬりえが8枚入った袋が一番長く続いたと言われています。8枚のぬりえに袋が一枚ですから、数少ないのですが、今回一度に14種類の袋が寄贈され、しかもどれも初めて見るものばかり。大変有難いです。

本当に貴重なぬりえを寄贈していただきまして、大変ありがとうございました。

Posted: Nurie : 21年03月28日 | | コメント (0)



開館のお知らせ

カテゴリ:[トピックス]

緊急事態宣言が解除されましたので、3月27日(土)から開館いたします。

開館日時は、土曜日、日曜日の12時~18時まで。最終入館は17:30です。

春の企画展「春はあけぼの」では、きいちの肉筆である絹本の童女画を展示いたします。ご来館をお待ちしています。

Posted: Nurie : 21年03月21日 | | コメント (0)



緊急事態宣言による臨時休館、再々延長(3/21)のお知らせ。

カテゴリ:[トピックス]

本日、内閣より緊急事態宣言の延長が発表されました。
それに伴い、ぬりえ美術館では3月21日(日曜)まで臨時休館を延長させて頂くことにいたしました。

解除されましたら「春の企画展」を3月27日(土)より開催する予定です。
政府より解除の案内があるまで、今しばらくお待ちくださいますようお願いいたします。

Posted: Ziromin : 21年03月06日 | | コメント (0)



3月の美術館便り(2)

カテゴリ:[美術館だより]

《弥 生》
P1190010-640.jpg長唄「鏡獅子」の中の御小姓の弥生が正月六日のお鏡曳きの余興に、上様の御所望で踊ることになる。
舞が最高潮に達し、弥生が獅子頭を手にすると、どこからともなく蝶が飛んできて、獅子頭は蝶を追ってひとりでに動き出す、という場面を描いた美人画。
この後、弥生は獅子の精となり、勇壮な姿を見せ、獅子の毛ぶりを見せる。
日本舞踊が好きであったきいちならではの作品である。


《桃子ちゃんのはごいた》
P1210020-640.jpg小学館発行の「わたしのきいち」の表紙につかわれた絵である。


《桃子ちゃんのおひなさま》
P1220033-640.jpg続けて、桃子ちゃんのために描いたおひなさまの絹本。


《春よこい》
P1220035-640.jpg着物に赤いちゃんちゃんこを着た幼子。春が待ち遠しくて外にでてきたのでしょうか。


Posted: Nurie : 21年02月28日 | | コメント (0)



3月の美術館ニュース(2)

カテゴリ:[美術館ニュース]

《きいち千夜一夜 No.26》

2021年も引き続き「きいち千夜一夜」と題しまして、きいちについてご紹介をしてまいります。


【きいちのブーム再び②】

長谷川の手元にある程度作品が集まってみると、今度はぬりえを描いている喜一本人に会ってみたくなった。今でも絵を描いていいるとすれば、喜一をアーティストとして、広告に起用することも可能に思えたからだ。しかし、山海堂や石川松声堂と言った発売元はとうにぬりえからは手をひいてしまっていて、きいちの行方はようとしてしれない。交流のあった人間を辿り、喜一の家を突き止めるまでには、かなりの時間を要した。


昭和四十七年、同僚の喜一ファンとともに長谷川が最初に喜一宅を訪ねた時、彼は埼玉県、上福岡市の小さな借家に住んでいた。表札のそばに花柳流の看板がかけられていたのが印象深かった。突然訪ねて来た長谷川たちに、喜一は"今は日本画家として肖像画などを描いている"というと、長谷川が思い描いていたイメージからはかけ離れた、老人の肖像画を見せた。ある会社からの依頼で、社長の肖像画を描いているということだった。


その時の様子を喜一はこう回想する。

「突然電話がかかってきて、これから絵を見に行っていいかってことでしたよ。訪ねてきたのは確か、女性が一人に、男性が三人くらいでしたね。女性のファンならわかりますけどね、男性が多くてね、ちょっと驚きました。それに、いい大人が私の絵を見るたびに歓声を上げるんです。なんだか不思議な気がしましてね。子供ならわかるけど、大人がなぜこんなに喜ぶんだろうって」

Posted: Nurie : 21年02月28日 | | コメント (0)



3月の美術館ニュース(1)

カテゴリ:[美術館ニュース]

3月の声を聞くと、桜の便りが聞かれるようになります。今年は福岡がトップで3月18日、東京は21日だそうです。コロナの状況によって、お花見ができるかどうか分かりませんが、遠くからでも眺めたいものです。


《ぬりえのこころ -今月の一枚- 》

館内に入ってスグ目に留まるぬりえは、その時々の季節のものやテーマを設けて月毎に展示しています。このコーナーでは、月替わりのエントランスのぬりえから1枚を選んでご紹介します。


うたって おどってタイトル:うたって おどって
作  者:きいち
年  代:昭和30年代

3月のエントランスは、「歌って 踊って」と題しまして歌やダンスがテーマのぬりえを展示しています。

「うたっておどって」と聞きますと、子どもの頃の学芸会や体育の時間が思い出されます。
歌を歌っていると、体が自然に動くことを感じます。足を音に合わせて、トントンと踏んでいたり、手をたたいていたりして、気持ちまで弾んできます。
 昭和10年代にはぬりえ美術館の町屋辺りには、長唄のお三味線が流れていたそうです。20年代には歌謡曲がラジオから聞こえていました。

Posted: Nurie : 21年02月27日 | | コメント (0)



3月の美術館便り(1)

カテゴリ:[美術館だより]

令和3年春の企画展

「春はあけぼの」
~やうやう白くなりゆくやまぎわ~
蔦谷喜一が晩年に描いた童女画の絹本を展示いたします。

2021年3月13日(土)~5月30日(日)

きいちは子どもの頃から得意なことと言えば、絵を描くことだったが、絵描きを目指すきっかけになったのは、上野の美術館で帝展を見たときのことであった。たおやかに舞う女性を描いた。

山川秀峰の「素踊」に心を奪われたからである。山川は鏑木清方の弟子で、伊藤深水の兄弟子に当たる人物。細やかな描写に加え、女性の豊かさを清潔な色香が匂いたつような作品に心底見せられてしまった。と同時に、それまでくすぶっていた自分の夢がハッキリと姿を表したような気がした。

彼が目指したものは「美人画」である。あるいは高畠華宵のような売れっ子の挿絵画家である。

そこで喜一は、勉強の場に、文京区春日にあった川端画学校を選んだ。当時川端は絵を学びたいという人を受け入れる一方で、芸大志望者がデッサンを学ぶ美術学校進学への予備校的存在でもあり、基礎を徹底して学ぶには絶好の場だった。
 
川端学校を3年ほどで卒業すると、今度は有楽町の日劇の前にあるクロッキー研究所に通いはじめる。クロッキー研究所は、裸婦デッサンを中心に訓練する場で、プロとして活躍する人を対象とした学校だった。きいちはここに夜間だけ行って、7~8年通い続けた。

昭和15年、きいちが26歳の時、ぬりえとの出会いがある日突然やってきた。「川端時代の友人で、画学校を途中でやめて家業の製本屋を継いだ男がひょっこりやって来て、"ぬりえの仕事を持って来てやったよ。"」とこれできいちのぬりえが始まった。その当時は、虞美人草の主人公の名前から名付けた「フジヲ」で描いた。

Posted: Nurie : 21年02月27日 | | コメント (0)



春の企画展のご案内

カテゴリ:[トピックス]

「春はあけぼの」~やうやう白くなりゆくやまぎわ~
蔦谷喜一が晩年に描いた童女画の絹本を展示いたします。
開催期間:3月~5月 土・日開館

Posted: Nurie : 21年02月27日 | | コメント (0)



臨時休館延長のお知らせ

カテゴリ:[トピックス]

いつもぬりえ美術館にご愛顧を賜りまして、大変ありがとうございます。
現在臨時休館中でございますが、緊急事態宣言の期間延長を受けまして、臨時休館を3月7日(日)まで延長させていただきます。

今後の営業に関しましては、都度ホームページなどでお知らせしていく予定です。
お客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解、ご了承の程宜しくお願いいたします。

Posted: Nurie : 21年02月08日 | | コメント (0)



2月の美術館ニュース(2)

カテゴリ:[美術館ニュース]

《きいち千夜一夜 No.25》

2021年も引き続き「きいち千夜一夜」と題しまして、きいちについてご紹介をしてまいります。

【きいちブーム再び】


ぬりえブームが去って、再び"きいちブーム"がやって来た。人との付き合いは苦手だけど、この時ばかりは、人との出会いも悪くないなってそう思いましたよ。

めまいだけでなく、四十肩や五十肩の痛みもあり、相変わらず体調がすぐれずにいたころ、突然喜一を訪ねて来た青年がいた。おもしろ雑貨の仕掛人、長谷川義太郎である。


彼は、荒物や日用品といった従来の雑貨の概念を覆し、ファンシーグッズやファッショングッズを総括する言葉として雑貨という言葉に新たなる息を吹き込んだ、その第一人者ともいえる人である。現在は渋谷で文化屋雑貨店を経営するが、当時はグラフィックデザイナーとして広告制作会社に勤めていた。

昭和四十年代中ごろ、長谷川の通う事務所の近く、築地周辺にはまだ小さな駄菓子屋が残っていた。取り立てて目当てのものがあったわけではないが、なにかデザインのヒントになるようなものはないかとふらりと立ち寄った駄菓子屋で、古びたぬりえを見つけたのだ。

子供時代の長谷川には、当時少女向けのぬりえで遊んだ経験はなく、従ってぬりえを見ても郷愁にかられるようなことはなかった。しかし、それだけに彼の目には、ぬりえが非常に新鮮な存在として映った。原色中心の大胆な色使い、そして版ずれのなんともいえないキッチュな感じが、デザイナーとしての触角を奮い立たせた。

Posted: Nurie : 21年02月08日 | | コメント (0)



第11回 ぬりえコンテスト受賞者の発表

カテゴリ:[お知らせ]

お蔭様で第11回は142通の応募がございました。
コロナのため在宅時間が長くなる中、ぬりえが適していたのか、沢山のご応募をいただき大変嬉しく思っております。
今年も様々に技巧を凝らした作品が集まり、それぞれの個性が光った作品群となりました。
是非ご覧頂ければ幸いです。
以下のページにてご紹介させて頂いておりますので、御覧ください。
2020年 第11回ぬりえコンテスト入選作品(別窓で開きます)

Posted: Nurie : 21年01月09日 | | コメント (0)



1月の美術館ニュース(2)

カテゴリ:[美術館ニュース]

きいち千夜一夜 No.24
2021年も引き続き「きいち千夜一夜」と題しまして、きいちについてご紹介をしてまいります。


「それから、家内は、毎日、雨の日も風の日も、上福岡にある教会へとお参りに通っていました。夕方の六時から夜のおつとめが始まるんです。どこに出かけていても六時までには帰って来て、それに参加する暮らしが十年も続きました。祭礼の時には、私もかり出されましてね。私自身は宗教に頼って、なんとかしてもらおうって気はなかったけど、とにかく彼女は真剣でした。あまりに熱心な様子に会長さんも感心していましたね。

彼女がそこまで思い詰めるようになったのは、私の責任ですからね。申し訳ないなと思うんですが、私の場合は絵を描き始めると、その中に入り込んでしまって、周囲のことなどお構いなしになってしまう。そんな私だから便りにならないと、家内は教会へすがるようになったのかもしれませんけど・・・」


「家内の宗教活動が終わりに近づいたころ、私は童女百態シリーズを描き始めました。七十歳ぐらいの時です。そろそろ”ぬりえのきいち”からは卒業したい、そんな時期でした」

Posted: Nurie : 21年01月05日 | | コメント (0)



1月の美術館ニュース(1)

カテゴリ:[美術館ニュース]

明けましておめでとうございます。今年のお正月は静かに家でお過ごしになったことと思います。皆さまのご健勝とご多幸をお祈りいたします。

ぬりえのこころ -今月の一枚- 
館内に入ってスグ目に留まるぬりえは、その時々の季節のものやテーマを設けて月毎に展示しています。このコーナーでは、月替わりのエントランスのぬりえから1枚を選んでご紹介します。
 

 
タイトル:おしょうがつのにほんがみ
作  者:きいち
年  代:昭和30年代

     
1月のエントランスは、「新年を迎える喜び」と題しまして、お正月がテーマのぬりえを展示しています。
1月1日になると、心から新しい一日が始まる、12月31日とは全く違う日に感じるのは、私だけでしょうか。
昔から元旦を特別な一日として暮らしてきた日本人の感覚が、現代になっても私たちの血の中に生きているのではないかと思います。

Posted: Nurie : 21年01月05日 | | コメント (0)



1月の美術館便り(2)

カテゴリ:[美術館だより]

村杉 典子様
千葉県 50代
《作者からのコメント》
・まさか、50才を過ぎて、ぬりえをするとは思いませんでした。でもコロナウィルスの為、家ですごす時間が多くなり大人もぬりえにはまっていると聞きました。無心に色をぬって、心が癒されるのは分かります。日本のぬりえだけでなく海外のぬりえも展示している、ぬりえ美術館に行ってみようと思います。

《館長からのコメント》
・着物の柄のぼかし方や背景の薔薇の描き方など、とても良かったです。


田中 登志子様
千葉県 50代
《作者からのコメント》
・残念ながら子どもの頃のぬりえの思い出はほとんどありません。
無心で色を重ねているととても楽しいです。この特集を今後も続けてほしいです。

《館長からのコメント》
・着物の色数など多くありませんが、よく纏まっています。ベールのフワフワな雰囲気も良く出ています。水玉の描き方もお上手です。

Posted: Nurie : 21年01月05日 | | コメント (0)



1月の美術館便り(1)

カテゴリ:[美術館だより]

明けましておめでとうございます。
今年はコロナ禍の中の年明けとなりました。三密、手洗い、ソーシャルディスタンスを実行し、 静かに過ごしましょう。 

さて、昨年10月に実施いたしました第11回ぬりえコンテストの優秀作品を1月9日(土)より展示をいたします。お蔭様で第11回は142通の応募がございました。コロナのため在宅時間が長くなる中、ぬりえが適していたのか、沢山のご応募をいただき大変嬉しく思っております。

厳正な審査の上、優秀作品13点をぬりえ美術館に展示すると共に、優秀作品ならびに次点作品、特別賞の作品をホームページに掲載しておりますので、併せてご覧いただければ幸いでございます。ぬりえコンテストは今年も10月に開催する予定でおりますので、10月のご案内をお待ちください。
今年も「きいちのぬりえ」とぬりえ美術館にご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

今回の優秀作品の方のコメントならびに館長のコメントをご紹介いたします。


木田 ひな様
・鳥取県 20代
《作者からのコメント》
・私はぬりえが大好きでした。"好き"や"わくわく"等を想像を自由に表現でき夢中になれる。大好きな遊びでした。
 この特集は母が「好きそうね。」と教えれくれ知りました。私の100歳のひいおばあちゃんは私が絵や何か表現する姿が大好きなようで 一緒に住んでいた頃は互いに楽しみながら表現をしていました。それを思い出しておばあちゃんの家へ。寝ているのがやっとでもう筆を握っていられないので「このいろどう?」とあれやこれやお話をしながらぬりえを楽しみました。

《館長からのコメント》
・面白いテクニックが沢山盛り込まれたぬりえ作品でした。ベールには白い和紙でしょうか貼られています。白いペンも上手く生かしています。古典的な着物の柄がポップになっったように見え、若い方の作品だなと思いました。

Posted: Nurie : 21年01月05日 | | コメント (0)



新年のご案内

カテゴリ:[トピックス]

明けましておめでとうございます。新年は1月9日(土)より開館いたします。昨年10月に開催いたしました第11回ぬりえコンテストの優秀作品を展示いたします。感染防止対策をいたしましてご来館をお待ちしています。

Posted: Nurie : 21年01月05日 | | コメント (0)



12月の美術館ニュース(2)

カテゴリ:[美術館ニュース]

きいち千夜一夜 No.23   ☆きいち没後15年☆

今年はきいちの没後15年に当たります。これにちなみまして「きいち千夜一夜」と題しまして、きいちについてご紹介していきたいと思います。

物静かな喜一のペースに、まさがすっかり巻き込まれてしまうまでには、そう時間はかからなかった。まさは子供のころから、活発で負けん気の強い性格。和裁の修行時代も”お前にまかせておけば、間違いはない”と師匠が関心するほどのしっかり者だった。だが、結婚後は、そんな張り詰めた気持ちもどこかへ吹き飛んでしまった。久々に小学校の同窓会でまさにあった同級生たちは、あまりの変わりように驚いたという。


「家内の実家は農家だから、男は男らしくそとでばりばり働くものだと教えられて育ったんだろうと思います。でも、私と会うことで基準がすべてくるって、調子を乱してしまったんじゃないかな。人形やハンドバッグやコートまでちくちく縫ってしまう男なんて、当時はそういなかったでしょうから。でも、普段の暮らしの中からデザインやアイデアがいろいろ沸いてくるので、形にしないと気が済まないんですよ。

 
だから、私が着ていたオーバーや国民服を見て、家内の兄に”俺もそういういのがほしいから、洋服屋を教えてほしい”と聞かれた時には困った。体に合わせて、立体裁断で自分で適当につくったものだから、二度と同じものはできないの」
彼はぬりえやきせかえを描いていて、服のデザインに悩んだことは一度もなかったというが、それはこのようなエピソードからも、うかがい知ることができる。
「こんなふうですからね、私は自分の人生を一度も不幸だと感じだことはないの。でも、家内は違ってて、ぬりえが売れなくなってからは、とても幸せそうでしたね」

Posted: Nurie : 20年12月05日 | | コメント (0)



12月の美術館ニュース(1)

カテゴリ:[美術館ニュース]

コロナの第三波が来ています。ワクチンの開発も進んでいるようですので、各自が気をゆるめずに、手洗い、三密をさけるなどの基本を守って予防して、元気で新年を迎えましょう。

 
ぬりえのこころ -今月の一枚-
館内に入ってスグ目に留まるぬりえは、その時々の季節のものやテーマを設けて月毎に展示しています。こ
のコーナーでは、月替わりのエントランスのぬりえから1枚を選んでご紹介します。
 

  
タイトル:あたしはサンタクロースよ
作  者:きいち
年  代:昭和20年代
     
12月のエントランスは、「クリスマスを楽しもう」と題しまして、クリスマスがテーマのぬりえを展示しています。
今年はコロナ渦のため、ステイホームの時期があったので、歳の終わりが来るのが大変早いように思います。もう12月になりました。行事的なことがほとんど中止となり、夏の花火、お祭り、行楽などしないで過ごされた方が多かったのではないでしょうか。


ステイホームの時間に、花壇や野菜を作ったり、ホットケーキなどを手作りしたりして、従来とは違った時間を過ごされた方も多いことでしょう。
断捨離を家族総出でしました、と何人かの友人からお知らせがありました。従来とは違う新しい生活を楽しもうとする人々も多いのですね。

Posted: Nurie : 20年12月05日 | | コメント (0)



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