ぬりえと聞いて、何を、どんな事を思いますか?
昭和20年代から30年代にかけて、私が子どものころは、きいちのぬりえを中心に、ぬりえは女の子たちの宝ものでした。
どうして宝ものかというと、あの絵の中に夢や憧れや希望、そして愛情や友情が詰まっていたからです。
そして今、あのころのぬりえを見るとぬりえを塗っていたころの世界に戻り、思い出がいくらでも広がっていくからです。
ぬりえは、子供の遊びですが、心の情操を養う、心の遊びです。
そして子供が最初に触れる文化、出発文化でもあります。
子供時代は、いつの時代でも、そして誰にとってもかけがえのないものですね。
大切な子供時代に遊んだぬりえを通じて、古くからある日本の良さを再認識し、こころの豊かさを取り戻していただきたくて、2002年8月3日にぬりえ美術館は開館いたしました。
ぬりえ美術館開館では、ぬりえは寄贈していただいたものを中心にスタートいたしましたが、その後もこの館のことを知って、子供のころより大事に取っておいたぬりえを持ってきてくださる方が後を絶ちません。そのお蔭で、戦前からのぬりえも集まってきました。
さらにぬりえは、日本だけでなく、世界にもあることが分かりました。世界のぬりえも収集して、テーマ、絵柄、内容など比較してみていただきたいと思います。
小さい美術館ですが、様々なぬりえ文化を発信し、皆様の心をいろいろな色でカラフルに豊かに染められる美術館になりたいと願っております。
ご一緒に、ぬりえについてお話しませんか?
エントランスと展示ギャラリーに展示をしています。
来館者の方がぬりえを楽しめるスペースを設けています。
きいちのぬりえの他、日本のぬりえだけでなく海外のぬりえや昔の子供たちの遊び道具などもコレクションしています。
きいちのぬりえ | その他のぬりえ | |
きいちのきせかえ | その他のきせかえ |
海外のぬりえ本も蒐集しています。「海外ぬりえ研究室」では、海外のぬりえ本について詳しくご紹介して行きます。 海外ぬりえ研究室 |
当サイトで掲示している「きいちのぬりえ」画像については、著作権者の「蔦谷喜一」氏の承認を得ており、同著作権管理者の「小学館」の承認も得ております。
また、それ以外のぬりえの画像については、基本的に当美術館のコレクションを使用しております。
これらの画像をWeb上で掲示するにあたって、当美術館としては原則的に著作権者の了解を得る必要があると考え、可能な限り著作権者にWeb上での公開について了解を得ております。
しかし、古いぬりえのコレクションについては作者も不明なものも多く、その著作権者を探し出し、了解を得るのが非常に困難な状況もあります。
そこで、当美術館ではWeb上でこれらの画像を掲示する場合は、著作権法に基づき、ぬりえ美術館のコレクション作品、または所有者の了解を得た作品のみをWeb上で掲示することとし、そのオリジナル作品をスキャナにて電子化し、一切の改変をせずオリジナルイメージのまま縮小して掲示することとしております。
上記の理由により、当Webサイトに掲示されている全ての画像の転載、引用は固くお断りいたします。
もし、当サイトに掲示されている作品についての著作権者の情報がありましたら、ぜひ、ご連絡頂けるよう、お願いいたします。
〒116-0001
東京都荒川区町屋 4-11-8
Tel:03-3892-5391 Fax:03-3892-5392
Web:http://www.nurie.jp/
土日曜のみ開館です。
詳しくは開館日カレンダーをご確認の上、ご来館ください。
年末年始の開館スケジュールに付きましては、当ホームページ上で別途ご案内いたします。
入館は閉館の30分前までです。
・夏時間(3月~10月)…12:00~18:00
・冬時間(11月~2月)…11:00~17:00
小学生未満は無料です。
・大人:500円(中学生以上)
・小人:100円(小学生)
ぬりえ美術館は車椅子でもご観覧いただけるよう、入り口や展示室には段差が無い設計となっております。
トイレにも段差はありませんが、スペースの関係で車椅子は入れません。介助者が必要です。
館内にはきいちのグッズや、ぬりえの本など、Webショップ「ぬりえのお店やさん」で販売している商品が揃えたミニショップもございます。
昔からぬりえは子供のあそびの一つで、消費されてゆくものであり、きちんと保存されることもなく捨てられ消えてきました。
たまに大掃除の時などに物置の奥の箱の中から出てきたり、アルバムの中にはさんであったりしたものが思いがけず出てきて懐かしく見たりしますね。
ぬりえ美術館では、そんな ぬりえに関しての情報を集めております。
家の蔵や倉庫の中にしまってあるとか、大掃除したら出てきたとか、どこにどんなぬりえがあるとか、また世界中のぬりえなどについての情報がありましたら、ぜひお知らせ頂けるようにお願いいたします。
また、ぬりえの作者や出版社についての情報や、子供のときにぬりえで遊んだ時の思い出などもぜひお寄せ下さい。